ワンダとダイヤと巨像っぽい黒い犬

真っ暗な部屋で目を見開いたままじっとしてたら、目の前に巨像の如き真っ黒い犬が現れ今にも踏み潰されそうであった。私は踵を返して逃げることもなく仁王立ちでその犬に立ち向かっていた。何故そういうことをするのかというと、私はその巨像のような犬を真実だと思っているからで、だから私はついにバカになってしまったのだろうかとぎょっとした。