普通の恋

土曜日はお友達の結婚式に行ったけど、数年ぶりに会う人ばかりで緊張した。私が花嫁さんになるのなら、変なティアラは頭にのせずにイバラの冠を頭にのせたい。変なドレスは着ずに手のひらに杭を打ち込みたい。二次会もあったけど参加せずに逃げるように帰った。帰りの電車を待っていると、線路を挟んで向こう側のホームにmad manがいて檻の中の猿みたいに叫んだりうろうろしたりしていた。紺色の服を着て、荷物をたくさん持ってた。絶対に追いかけられない場所なのをいいことに凝視してたら目があって、でも負けずに見つめ返していたら、私のほうを指さして大声で「高橋!高橋!」みたいなことを言われた。3分後に次の電車は来て、短い恋は終わる。

本当はシロツメクサの冠をかぶりたい(すごい身の翻しぶり)。
今日の私は草の上で肉とポテトを食べて、ふかふかの土を踏んで歩き、カピカピに乾燥した鶏の死体とそのたくさんの散らばった羽根を見た。すずきさんとこ(http://d.hatena.ne.jp/szkh/20060427)で知った可愛いバッグ(白ウサギ)を買ったら妙にムチムチして手が蛙っぽいウサギだったので大変気に入って最近はいつも持ち歩いていて、今日はバッグだけでなく本物のウサギも連れてくればよかったと思った。天気も良かったし、適当にウサギがそこらへんの草食べてたら楽しそう。