口笛はなぜ


日曜日は乙女市へ行き、乙女の熱気とか匂いとかを存分に味わった後、南のほうへ行った。蓮の花がたくさん咲いているというところへ行ったが、花はあまり咲いてなかった。日差しが強くて蒸し暑かった。花びらを拾ったりジャンボタニシの卵を発見してジャンボタニシの歌を歌ったりしました。蓮の花びらは柔らかい毛が生えていて妙にしっとりしていた。蓮の実が入った炒飯や蓮の花びらを型紙にした小さな靴の話をした。私はおしゃべりが好きです。
それから山へ行った。山道で猛禽類が蛇を捕らえて飛び去るシルエットを見たが、最初何のモンスターかと思った。山頂で草の上に寝転がったり唐揚げを食べたり歌ったりブランコに乗ったりしました。このブランコは前にも何度か乗ったことあるけど、本気で乗ったのは初めてでした。高い場所で移動するのが恐ろしいなら、山頂でただジャンプするのも怖いのでは?と思ったのでかーみーちゅーと叫びながらジャンプしたらやはり怖かった。何もないところで飛んだり跳ねたりしていたが、草の深いところに入って急に心細くなったので山を降りた。手が鉄の匂いになったので手を洗い、フレッシュネスでグァバのジュースを買って飲んだ。寺と神社が一緒になった信仰スポットに行ったら眉間を虫に刺されて少し尊い感じになったので、虫さされの薬を買ってもらったが薬局の少しやつれたきれいなおねえさんが出してきた薬はムヒよりも高価なもので「これなら顔に塗っても赤ちゃんに塗っても大丈夫」と言ったので、赤ちゃんでもきれいでもない私は無駄に親切にされて申し訳ない気分になり、陰に隠れた。日が暮れると鳥は巣に帰り、蛇の肉を食べて寝るだろう。薬はよく効いたので今日はもう尊くなかったです。
 
  
↑乙女市で購入したりさちゃん作のバッグ。表も裏もかわいい!