私の帰り道

帰り道、駅のホームでお腹が空きすぎて泣きそうになったので、イケてないOL御用達のIT'S DEMOで買った黄色いひよこのクッキーを齧り、でも電車の中でサケロックのスーダラ節を聞いてうっかり泣いた。この歌を聞くにつけ思うのは、男性はやはり働くのに適した種族なのだろう。汚れるのに適している。男性/女性で話をまっぷたつに割るのは馬鹿げてるけど、私がスイスイスーとなったって面白くもなんともないや。本当はこんなこと書きたくもなくて、本当はテレホンドールの話がしたい。汚いものをチャーミングなものに変えてしまいたい。博多駅はなぜこんなにも侘しくて懐かしくて泣けるのか。月の上から「早くどこかに帰りたい」ってパスワード送った人もきっとこんな気持ちだったのだろう。