6畳の孤島

彼氏が実家に帰ったので部屋でぽつねんとしている。そいでお盆休みの予定が全くないので、今日は一日中布団にくるまって本を読んだりネットしたり寝たりして過ごした。スルメとスモークチーズとカットフルーツ食べました。後で一緒に食べようって言ってたけど、もうパイナップルはないよ。メロンとぶどうも。つまりは全部ない。


ちょっと前の土曜日、美容室に行ったら今日は近所の小学校で夏祭りがあるみたいですよーと教えてもらった。髪を切ってもらった後、仕事行って、夕方になってから小学校の様子を見に行ったらなんか地元の夏祭りみたいな感じ。校庭をサンダルで歩いて、足が砂で汚れた。氷結で楽しい感じになって、いろいろ飲み食いして、精一杯のオシャレをした小学生や中学生を眺めた。日がとっぷり暮れて、校庭がライトでまぶしいくらいに照らされるようになった頃、帰った。帰り際、校門のところで真っ赤な金魚が数匹入った小さいビニール袋を手にして、困り顔の美容師さんに会った。

カレー150円、氷結250円
別の日、川に遊びに行った。ネクタリンを買って、川で冷やして食べた。甘かった。


桃のことが気になって仕方が無い人

妖怪・桃冷やし。桃をひっくり返して冷やす妖怪。桃を取り上げると傘を武器にして襲いかかってくる。

ここに机置いて、macbookで仕事できんやろか、岩にクッション置いて…とか考えてるところ
桃を食べ終わって、好きな村に移動する。



この村はいつだったかドライブ中にたまたま見つけた、別に観光地でもなんでもない村なのですが、わたしがこの村を気に入っている理由は、その村の小学校のプールがとても素敵だから。川の水を引いてて、手をつけてみると水がすごく冷たいのです。最初に通りかかったとき、とても天気の良い午後で、プールにはまだ藻が生えておらず水面は光を反射して、音が聞こえてきそうなくらいキラキラしていた。視界が全部雨上がりみたいなぼやけ具合で、まぶしくて本当にきれいだった。誰もいなくてとても静かで、夕方になるとひぐらしの鳴き声が聞こえる。一度このプールで泳いでみたい(緑色じゃないときに)。

昨日は仕事終わってから、お買い物に行ってLUSHで生パック買おうと思ったら売り切れていた。猫のイラストが描かれたパフスリーブのTシャツを買って、ごはんを食べ、レイトショーでスカイクロラを見た。キルドレいいやん、わたしもキルドレがいーいー、もしあの美男美女の中で「おばさんやけん」みたいな言い訳も聞かないような17歳のピチピチのブサイクのキルドレだったら悲劇だと思うけどさー、なんもそげん死なんだってよかろうもん!あと主人公の首がなさすぎるというくだらんおしゃべりをしながら帰った。なんかよう分からんかったけど、しかもよく考えてみれば私は小説もちゃんと読んだはずだったのだがあらすじさえ思い出せなかったのだけど、絵がきれいだった。飛行機に乗りたいなー。

最近はいろんなことがどんどん水のように透明になって、水ならどこにでもあるから(砂漠とかだとないけど)いいや、という感じです。わたしの手元になくても、どこかに存在していれば、そして時々眺めたり触ったりできればそれでいい。毎日手元にないと困るものって本当に少ししかない。知らないところへ行って、寂しくなったり悲しくなったり大事に思ったりしたい。そして、そんなことを考え、呼吸をするだけで、生きているだけで、罪なのだといつも思う。誰にも裁かれないのも分かっているけど、罪が重くて消えてしまいたくなる。それでもワニ皮の鞄を持って、空港で恋人を待つ女の子のような、そんな毎日です。