夜中のラジオ

こないだの連休は車に布団一式乗っけて遊びに行きました。土曜の午後遅くに出発。別府で温泉に入り、ごはんを食べてからさらに移動。

大分のやよいっていう道の駅で宿泊しました。車の座席をフラットにして、布団しいて、洗濯ロープを車内にはってバスタオルなどでカーテンを作る。小さな音でラジオを聞きながら、心細い気持ちで眠る。
朝7:30起床。名物のごまだしうどんといううどんを食べた。魚のすり身が入ったうどん。鶴見崎というところに、砲台跡を見に行った。
砲台跡の中はリフトに乗って移動するけど、このリフトがえらい怖かったです。


このレールの上をリフトが動くんじゃよー。途中すごい角度で登っていく。

ボタン押したら遠くからゴゴゴという音を立ててリフトがやってくる。私たち以外誰もいない地中を動く、古びた機械。




山を掘って作られている要塞みたいなとこだった。地下通路が複雑に入り組んでいて、でっかい水槽の跡とかなんかいろいろあった。
砲台が詰まってた穴に今は螺旋階段が作ってあって、上のほうはドーム状に覆われてます。こんなでっかい穴にミッチリ機械が詰まっていたけど、暴発してえらいことになったらしい。当たり前のことだけど、戦争ってすごい。



コンクリートが削れてるとこは暴発したときの痕跡らしい。

外から見たとこ。

↑ミッチリしてる図

あちこちに凹がある。

弾薬庫。

海から引き上げられた戦闘機のプロペラ。豊後水道にはこんなんがいっぱい落ちてるらしい。



とても良い天気で、海もとてもきれいだった。花も咲いてる。

高速のSAに「伊勢エビ海道」っていう魅惑的なポスターが貼られており、佐伯市内をウロウロしてね!程度の情報しか載ってなくて実際ウロウロしても伊勢エビにはたどり着けなかった。伊勢エビの写真につられて入ったお店で改めてメニュー見たら、伊勢エビなくてトンカツになっとるー!!トンカツはおいしくいただきました。サービスでコーヒーまでいただきました。
その後、尺間神社に行った。数年前に行ったときは、真冬で雪が積もっていて、さらに日は暮れており、懐中電灯一本で登った。怖くてらんま1/2の話しながら登ったのだった。滅多に不平不満を口にしないオト君が、大石さんに「すみません、見えないんで足下照らしてもらえますか(大石さんが懐中電灯持ってた)」って言ったからさらに怯えた。とんだ愚行じゃよー。





今回はすごく明るくて、あったかくて、むしろ暑かった。暗くて寒いときに登ったほうが幻想的だったので、いろいろ思った。

めじろん印のケーキなどを買って帰った。プーチンは寝てた。