私の悪魔

とある乙女の方とメールのやり取りをしていて、世界中のラヴリーを独り占めしたい、可愛いものの場所なんて他人に教えない、って言ってて彼女の姿は正しく乙女であると思い感動しました。私はなにやらいろんなものがだだ漏れなので見習っていきたい。でも私は自慢したがりだから可愛いものを見つけたらきっと誰かに報告してしまうでしょう!間抜けでかわいそうな私。
しかし、自分を律する乙女の姿に憧れるその一方で、私は、たとえば誰かが泣いていたら「なんてかわいそうなの・・・!」て一緒になってちょう泣いて抱きしめたりなんか平気でしちゃって、しかしその次の瞬間には気が狂ったようにゲラゲラ笑っているような女の子にもひどく憧れ(それって単に気狂いピエロ・・・?)、そしてそういう女の子が大好きなので(そう、君のことだよ!)多分そんな女の子は水素よりも軽い女の子であろうから大事なものでも秘密のものでもなんでもウッカリ他人に話してしまうであろう。そして年をとったら立派なオバチャンになるであろう。その浅はかさを私は愛す。要は桃も苺も大好きなのだ私は。

そもそも私にとっての大事なものって多分誰にも横取りできない。もしその場所を誰かに教えたとしても、きっとその人がその何かを手に入れることは出来ない。私の悪魔は誰も見ることなんか出来やしない。