下着入れを預けるってことは命を預けるってことと同じ

週末から風邪引き。思ったように出歩けず悲しい思いをした。しかし、とても嬉しいこともあったのでここで報告す。

乙女のお友達の皆様には悪いんですけどー、実は抜け駆けしてあるひとつの夢を叶えてもらいました!それは、手芸番長ことりさちゃんに可愛いものを作ってもらう、ということ。りさちゃんの手芸好きそして可愛いもの好きはお友達の皆さんならご存知であろう。暇さえあればせっせせっせとポーチだのブックカバーだのバッグだのを作っておられるりさちゃんですが、彼女の作り出すものは本当に可愛い。彼女に会うと毎回必ず「なにこれ!可愛い!どこで買ったの?」を言わずにはおられない。そしてそれらは手作りであることもしばしば。普遍的可愛さど真ん中・ギリギリなトンガリ感さえあるちょうクールな作品なのです。

今回私が彼女にオーダーしたのは下着入れでした。一泊二日の小旅行なんかに出かけるときにパンツとか靴下とかハンカチとか入れておける下着入れがほしい!って注文。もう注文するアイテムからして乙女チックにならざるを得ないのであった。これがまた予想以上の可愛らしさで(しかも作業が丁寧かつ早い)嬉しすぎてバッグの外に持って歩いたのであやうくパンツを外に落とすところでした。レトロな淡い色彩の薔薇模様の布と、水色に白のドットの布、そして薄紫の縁取り。ピンクの布地には私のキャッチコピー(!)の刺繍!でも、そういう「私のことを知ってくれている人が作ったもの」ということを抜きにしても洒落てて、思わず涙ぐんでしまいそうなくらい好ましい、優しくて懐かしくて平和で可愛らしい作品なのです。女の子らしいふわふわした優しい感じと、明るくて爽やかで甘くて冷たいクリームソーダみたいな感じ(のパンツ袋)。りさちゃんには思わず「私、いつかりさブランドで身を固めたい!」とメールしてしまいましたが、本当にいつかそうなるといいな。りさちゃんはこのまま、安っちい流行なんかには流されずいつまでも可愛いものを作り続けて、そのうち立派なおかんアーティストになってもらって、老婆になった私はりさちゃんに作ってもらった可愛い刺繍入りの袋に入れ歯を収納したりしたい。長生きしたい。