つんdれの話

どうやら友人に私は常時デレの人だと思われていたらしいことを知り、ショックを隠せません。確かに私のデレは看病が必要なレベルのものであり、部屋の中は髪の毛を引っ張られてズルズルと移動、ごはんもまともに食べないのでアイスやプリンを口の中に詰め込まれないと生きていけず、あとトイレにも行きたがらないのでおねしょもしました。佐藤君と山崎君が考えたヒロインに酷似。すなわち私は主人公の幼なじみのメイドロボで、主人公の身代わりとなり現在はポンコツ。足が不自由で盲目、アルツハイマーかつ幽霊で美少女(1歳)。前世では私と恋人同士でした。じゃあロボは誰。これが私の考えた粗忽長屋です!ヤッター。そんなのと一緒にされては困るんですよね。私だって外では老人をいびったり一日中ブツブツ呪詛の言葉を呟いたりして、しっかり頑張ってます。螺子をこっそり隠したりするような茶目っけのある社会人です。常時デレって、そんな生き物いません!あのピカチューだって時々怖い顔になって人(?)を殺したりするんだから!
とゆうか私が本当にツンデレになった場合、それは心底相手を憎んでいるにも関わらず他人に依存しないと生きていけないような精神状態の時であり、分かりやすくいうとドロドロ。ハードコアツンデレ。ツンの時は心からの軽蔑のまなざしを向け続け、「おまえのせいでしぬ」と玄関のドアに血文字でメッセージを残し、裸足のまま泣きながらご近所中の高いビルを探しまわる恋人の姿をチョコでも食べながらこっそり見守る。そして程よく鼻水と涙でぐしゃぐしゃになった恋人の前に颯爽と飛び出し、彼を優しく抱きしめ「すごく優しい、バカよ…」と囁いてデレに移行。しかし軽蔑のまなざしには誰一人として気付きませんでした。いや、気が付いたからこそだったのか?と思われる節もありますがそれも遠い昔の話ですよね。それよりネット弁慶の友人とばかりお付き合いしてるとキャラが変わってしまいますよね!でも自我の薄いばかな人間が愛されるらしいので私も積極的にそうなろうと思います。今満たされている条件はばかという点だけです。俺色に染めるより他人色に染められてみたい。