5月3日:文化的浮浪者

9時過ぎ起床。車内は意外と寝やすく快適だったが、朝日が差し込む時間になると温度が上昇して大変。暑さのあまり目を覚ますと、車の外にはもうたくさんの人がいて休みを満喫しようと張り切った家族連れとかカップルとかがいて、そこへ寝起き姿で出て行くのはかなり勇気がいりました。でもわりとすぐ慣れました。車内には洗濯ロープを張ってタオルや服などをぶら下げており(カーテン代わりにもなって便利だヨ!)どう見ても住所不定のおっさんが乗ってる車みたいだった。トイレで洗面を済ませ、再び東へ移動。
午後、倉敷に到着。「蟲文庫」という古本屋さんで苔観察セットと幻想文学の夢文学特集本を購入する。
http://homepage3.nifty.com/mushi-b/
苔観察セットは苔袋という名前で、蟲文庫の裏山苔マップ、苔の乾燥標本(2種)、苔のポストカード(2枚)、観察用ルーペがセットになっているもの。浮浪者のくせして文化的な場所に行ってすいません。私も彼氏も風呂に入ってなくて全体的に灰色になってました。倉敷は小さいオシャレショップとかカフェがちょこちょこあったけど、気後れして(人も多かったし)あんまし見てません。でも倉敷の白壁っぽいところをうろうろして満足したのでスッと立ち去る。その後、吉備津神社へ参拝。きびだんごを買い食いする。その後の記憶があまりないので、きびだんごには魔の力が潜んでいることは間違いありません。確かジョイフルでごはん食べて、男子高校生の会話を盗み聞きして、お風呂に入ろうと思って温泉とか銭湯とか探したけど見つからなくて、東大阪市の電灯もついていない真っ暗な地域で怯えながら車を走らせました。

(男子高校生イメージ図)
結局深夜3時くらいに岸和田SAに到着し、就寝。高野山まであと少し。