日日の血

やっぱり私くぅちゃんより花嫁さんになりたい!何故なら花嫁さんはオータニから櫛田神社まで人力車に乗れるから…。朝8時に親族控え室に集合と言われ、5時に起きて6時から着付けしてなんかもう彼岸が見えたけど、朝の博多の街を人力車で通る新郎新婦の姿といったらちょっとした見物でした。かなりいかしてた。
披露宴では久しぶりに父方の親族と顔を合わせて、あまりの自由さ(人の話を全然聞かない、自分が話したいことを話したい時に話す(話の流れ無視)、面白くないときは寝る等)に驚愕したけど、これ全部私と一緒やん。でも遠い親戚の女の子がなんかよくしらんが世界一周した話を父が聞いて「働きもせず、世界一周ですか!それはいい御身分ですなぁ」といじわるとか嫌味ではなく心の底から素直な気持ちで本人に面と向かって言っていたのを聞いて、妹と恥じ入るようなふりをしてニヤニヤと笑った。私にも脈々と流れる何かの血…!父の一番やばいところは社会のルール(法律とか)を全然信じていないところなので、いつか犯罪者になるのではないかと心配です。むしろいまシャバにいることが驚きです。交通ルールも信じていないので「信号は赤のときは停まらないといけないんだよお父さん」と言っても「そんな馬鹿なことがあるもんかハッハッハ!華子は大袈裟だな!」て言って信じてくれず、そして事故に遭ってすごい驚いてた。私のお父さんは馬鹿なのかな…。